＜モノクロ画像（左）時代のコメント＞
Ｎ・Ｅ・Ｌブックス「火星の交換頭脳」の裏表紙にあったもの。左遠方に植物人間が見えます。
さて、真ん中の女性は誰でしょう。最初ファイドールかと思ったのですが、肌の色が明らかに濃く、白色人ではあり得ない。ではスビアかデジャー・ソリスか、ですが、スビアなら当然一緒に描かれるはずのバンスがいないし、デジャー・ソリスは本巻では実質的にはほとんど出番がないのでそれも変。となると・・・これはイサスその人ではないでしょうか！
醜い老婆とされているイサスのはずがない・・・本来ならばそういうところですが、表紙絵が原作を裏切ることもしばしばあることですし、この絵の衣装もなにか禍々しくていかにも邪教の教祖然としています。現物を手にすれば肌の色もわかるのでしょうが。

＜２０００．１１、ついに現物（右）入手！＞
さて、どうでしょうか。私はやはり『この肌は黒い！』と断言したいと思います。他の巻の表紙を見ると分かるのですが、赤色人はこのような色には描かれておらず、また、これに類似する装具を付けてもいません。これはイサスその人であると思います。（「イサスの若い頃（二、三千年前？！）」としてしまえば問題ないでしょう。かなりの美人ですね。）
背後の岩か崖かと思っていたものにおサルの顔が付いていました。大白猿？


［バランタインブックス旧版］
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［フォア・スクエアブックス版］
［マクルーグ社初版復元版］

［対訳：名場面決め台詞］