８２年に翻訳刊行されたバローズの火星世界の評論集。武部画集は復刊してももはやこの本の再刊はありますまい。時代ですねえ。
各章のタイトルを挙げておきます。

１．バローズ・リヴァイバル		７．火星人の宇宙計画		１３．チェス人間とゲーク
２．ＳＦとファンタジー		８．緑色人の解剖学		１４．生命の木と植物人間
３．心霊旅行		９．緑色人の社会制度		１５．衛星サリアとタリッド人
４．火星幻想はどこから生まれたか？		１０．赤色人の登場		１６．木星の骸骨人間
５．ヒロイック・ファンタジーからＳＦへ		１１．庶民と貴族		１７．この叙事詩は、なぜ生き残ったか？
６．バルスームの文明と科学技術		１２．白色人と黒色人