発明家ダニエル・ブーン・デイヴィスは信頼していた同僚と婚約者に裏切られ、失意のうちに冷凍睡眠に入ろうとするが・・・。

どんなＳＦベストテンにも必ず入るという不朽の名作。もちろん私のベストでも常に上位にあります。猫の護民官ピートや少女リッキイ・ティッキイ・テイヴィー Rikki-tikki-tavi といった助演陣の造形もみごと。それに野田大元帥もおっしゃってますが訳の福島正実氏の文章がすばらしい。まさにつぼにはまった文体で、翻訳の力を見せつけてくれます。
上左）シグネットブックス版。本書は本国でも版を重ねていて、このヘンテコな絵がずっと使われていますが、ここに掲示したのがペーパーバック初版です。
上右）ハヤカワポケットブック版。私はこれで読みました。
下左）ハヤカワ文庫版。これが文庫初版。
下中）ハヤカワ文庫の第３０版。文字が黄色になって、なぜか早川書房の文字が・・・。
下右）ハヤカワ文庫の第５０版。文字が横書きになっています。２年に１度くらいの割合で読みたくなって、そのたびに買ってしまうのでいろいろ在庫がございます・・・。

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